訓練日誌

エアラインパイロットになるまでの毎日を綴ります。

北海道入り

 今日は、集合地である函館空港に降り立ち、教官、同期との初めての顔合わせでした。6名の同期とまずはこの4ヶ月、本音で語り、本気で訓練に取り組みながら、しっかり絆を深めたいと思います。

 同期の中ではおそらく自分が一番年上かと思っておりましたが、1歳年上の方がいらっしゃり、なぜか少しホッとしました。これまで先輩に囲まれて生活する事に慣れてしまっていたからでしょうか。

 

 使用する空港施設の見学後、社長や運航部長も交えて、夕方から懇親会BBQが開かれ、北海道の特産物?のトウモロコシの丸焼き、ジャガイモ、一昨日捕まえたらしい熊の肉、ホタテ、なぜか奈良のいい肉、などなど、都会では味わえない環境の中で地元のおいしい食を頂きました。

 複数の訓練生と談笑中に運航部長より「パイロットになってなにをしたいのか、機長になってなにをしたいのか、そこまで掘り下げて自分の中に答えを持っていなければならない。」とおっしゃており、現時点で、パイロットに挑戦する動機はあっても、なった後にパイロットとして、また機長として何をしたいのかについてはまだまだ自分の中に憧れを超えた、「確固たる志」がまだ定まっていない事に気づかされました。

 

訓練を通して、そのあたりの考えもブラッシュアップが必要です。

 

明日は入校式、4ヶ月後に控えているアメリカ訓練についてのオリエンテーションです。

 

おやすみなさい。