訓練日誌

エアラインパイロットになるまでの毎日を綴ります。

座学 操縦法「低速飛行」

おはようございます。

昨日は、台風による雨風のが吹く荒れる中、室内で座学でした。

内容は、低速状態での飛行についてです。

 

低速の状態といえば、いわゆる「離陸、着陸、着陸進入時」に飛行機がそのような状態に入ります。巡航速度と同じときの揚力(飛行機が空中に浮く力)を生み出す為に、スピードを落とした分、どう操作すればいいのかを学びました。「迎え角」呼ばれるものを大きくする(機首を上げる)ことで飛行機は速度を落としても、その分の揚力を迎え角の増加で補うことができます。結果、低速でも墜落する事なく、徐々に高度を下げて、着陸できるということになります。

 

飛行機の操縦においては、なぜそのような操作が必要なのかを、しっかりとした力学的根拠をもって説明がなされます。それぞれの操作は感覚ではなくちゃんとした理由があります。

 

本日は、天候が良好とのことで明日、予定されていた飛行訓練が本日に前倒しとなりました。

従いまして、本日3回目のフライトに望みます!

行ってきます!